マウスピース矯正の軽度な症例だと約40万円から約60万、抜歯やワイヤーを伴うものだと100万程度かかります。
他にかかる費用として矯正治療期間中に、ドクター処置が入る場合の調整費は5000円+tax
経過観察、もしくはマウスピースのお渡しで再診療500円+tax
矯正終了後は保険の範疇で歯周病の治療や虫歯がないかのチェック含めて一緒に経過観察していきます。
つまりは矯正治療後のメンテナンス費は保険の金額がかかります。
インビザラインは、短くて半年、症例によっては1年〜1年半かかります。
期間は、歯の混み具合いだったり、前歯の突出具合いで期間は変わります。
抜歯やワイヤーを伴う本格的なものは、2~3年かかりどの矯正も来院頻度は月1回程度です。
(始めたばかりや、調整が細かく必要になる場合には月に2回来院していただくこともあります。)
歯を動かす治療なので動かした後は、そのままにしておくと元の場所に戻ろうとします。
ぎゅーっと引っ張ったゴムを離すと元に戻ってしまうように、歯も同じ原理で戻ってしまいます。
せっかくきれいに直した歯並びが後戻りしてしまうのはもったいないので、戻らないように止めておきます。
これを保定といい、保定するための装置をリテーナーと言います。
保定で必要な期間は、歯を動かしていた期間の2~3倍といわれています。
矯正期間が半年の場合は1年~1年半かかり、矯正期間が2年の場合は4年から6年かかるといわれています。
一般的にワイヤーは2~3年なので、保定期間は約5年かかります。
また、保定を長くすればするほど歯の並びが安定して後戻りするリスクが下がりますが、かといって、5年たって保定を外しても戻らないか?と言われると個人差があります。
そのため保定は、できるだけ長い期間つけるのがいいでしょう。
まず、リテーナーは2種類あります。透明なマウスピースの取り外し可能なタイプのものと前歯の裏側に細いワイヤーを接着する取り外し不可能なタイプがあります。
リテーナーは1日中つけていることが望ましいですが、仕事や学校などでしんどい方もいらっしゃるかと思います。そういう方は、裏から細いワイヤーを張り付けておくことで日中はマウスピース外して、就寝時にマウスピースを着用して寝るという方もいらっしゃいます。
メンテナンスは、行わないという選択肢はないはずではありますが、たまにどうしても途中から必要性を感じずに来院されなくなってしまう方もいらっしゃいます。
ですが、確実にメンテナンスを行っている方の方が、今後の歯の寿命の長さについてや、歯の治療費にかかる費用の削減効果は少ないように感じています。
では、矯正治療後のメンテナンスでは、どのくらいの頻度や費用がかかるのでしょうか?
矯正治療後は後戻り、虫歯、歯周病の恐れありますのでそれらも含めてメンテナンスが大事になってきます。
一番短い頻度で毎月クリーニングも含めてお越しいただいている方もいますし、長くても3か月に1回メンテナンスに来ることを推奨しています。
メンテナンスの時に後戻りが確認された場合、後戻り治療のご提案をさせていただくことが出来ます。
当医院では後戻りの保証も設定しておりますので、それをお使いいただきながら後戻りのフォローもさせていただいております。
メンテナンスの費用ですが、歯周病の治療だったり、虫歯の治療だったりは保険の範囲内で行えることもありますので、そのあたりに関しては保険診療範囲内でのご負担となります。
その際に後戻り等のチェックもいたしますので、特別大きな費用がメンテナンスでかかるということはありませんのでご安心ください。
※後戻り治療に関しては矯正治療(保険外診療)の範疇となります。