診療時間
10:00〜
18:00

休診日 /木曜日・日曜日※祝日は診療致します。
(GW、お盆、年末年始を除く)

裏側矯正

裏側矯正とは

裏側矯正とは

裏側矯正とは、ブラケットとワイヤーを歯の内側(舌側)に装着して歯並びを整える矯正治療のことです。外側から装置が見えないため、「矯正をしているとは気づかれなかった」と話す患者さまも少なくありません。

仕組みそのものは表側矯正と共通していますが、装置を内側に収める技術的な難度が高く、担当する歯科医師の知識 and 経験が治療の精度に直結します。また、患者さまのお口の形状に合わせてブラケットをカスタムオーダーする場合もあり、より細やかな対応が求められる治療法です。

仕事柄、人前で話す機会が多い方や接客業の方、あるいはプライベートでも矯正装置を見せたくないという方など、選ばれる理由はさまざまです。見た目の制約を感じることなく、日常生活の中で自然に治療を続けられる点が最大の特徴といえます。

ただ、最近は同じように見えない治療と言うことで、マウスピース矯正が主流になってきていますので、以前よりもブームはやや下火になっているような気がします。

裏側矯正の適応症例

裏側矯正は、多くの歯並びの乱れに対応できる治療法です。前歯のガタつき(叢生)や出っ歯(上顎前突)、すきっ歯(空隙歯列)のほか、下顎が前に出た状態(反対咬合)なども対象となることがあります。

一方で、すべての方に適しているわけではありません。特に上下の前歯が深く噛み合う「過蓋咬合」の方は、装置への負担が大きくなるリスクがあるため、慎重に適否を見極める必要があります。また、歯の大きさや顎의形状によっては、他の矯正法と組み合わせることが治療上の最善となるケースもあります。

ご自身が適応かどうかは、実際にお口の中を拝見し、レントゲンや歯型などの検査を経てでなければ判断できません。「自分は裏側矯正できるのだろうか」と気になっている患者さまは、まず当院にご相談いただくことをおすすめします。

裏側矯正のメリット

裏側矯正のメリット

治療中の見た目が変わらない

装置が歯の裏側に付くため、正面からはほとんど見えず、矯正中と気づかれにくいのが特徴です。

歯の表面を傷つけにくい

ブラケットを裏側に装着するため、表側のエナメル質への負担が少なく、表面のダメージを抑えられます。

ホワイトニングを並行しやすい

歯の表側が装置で覆われないため、矯正中でもホワイトニングを受けやすい環境が整っています。

上顎前突(出っ歯)に対して効果的

上の前歯を内側に引き込む動きが得意で、裏側装置ならではの力のかかり方が活かせます。

人に気づかれずに治療を進められる

見た目のストレスが少なく、精神的な負担を軽減できます。

スポーツや楽器演奏への影響が少ない

装置が口の中に収まるため、唇を使う活動への干渉が少なく、表側矯正よりも快適に続けられます。

裏側矯正のデメリット

費用が高くなりやすい

カスタム装置の製作や高度な技術が必要なため、表側矯正より費用が上がる傾向があります。

慣れるまで相当な異物感がある

歯の裏側に装置が付くため、治療開始直後はかなり違和感を覚える方が多いです。

食事がしにくいと感じることがある

裏側に装置があることで、噛みにくさや食べ物の引っかかりを感じる場合があります。

汚れがたまりやすく、清掃に手間がかかる

装置の周囲に汚れが付着しやすく、歯間ブラシやタフトブラシを使った丁寧なケアが必要です。

虫歯や歯肉炎のリスクが上がることがある

清掃が不十分だと、裏側の見えにくい部分でトラブルが起きやすくなります。

発音に影響が出ることがある

舌に装置が触れるため、治療開始直後はサ行・タ行などが発音しづらくなることがあります。

裏側矯正と滑舌の関係

裏側矯正を開始した直後、多くの患者さまが「話しにくい」「舌がうまく動かない」と感じます。これは装置が舌の動きに影響を与えるためで、特に「さ行」「た行」「ら行」など、舌先を使う音が出にくくなるケースが目立ちます。

ただし、この状態は時間の経過とともに改善されることがほとんどです。個人差はありますが、一般的には数週間から一か月ほどで舌が装置の存在に慣れ、発音も安定していきます。

接客業や教壇に立つ職業の方、あるいは毎日のように人前で話す機会がある方は、治療開始のタイミングについて事前に相談しておくことが大切です。たとえば、大事な発表やイベントが控えている時期を避けるなど、生活の流れに合わせた計画立てが可能です。当院ではこうしたご事情も丁寧にお聞きしたうえで、治療スケジュールをご提案しています。

裏側矯正の治療の流れ

裏側矯正の治療の流れ

治療は大きく分けて以下の段階を経て進んでいきます。

1 初診・カウンセリング

まずはお口の状態を確認しながら、患者さまのご希望や気になる点をお聞きします。舌側矯正以外の治療方針・期間・費用の目安についてもご説明しますので、疑問があればお気軽にご質問ください。

2 精密検査・診断

レントゲン撮影・口腔内写真・歯型の採取などを行い、歯並びや骨格の状態を詳しく分析します。その結果をもとに、具体的な治療計画をご提案します。

3 装置の製作・準備

患者さまのお口の形状に合わせたブラケットを製作します。精密に設計された装置を用いることが、治療の精度を高める重要な工程です。

4 装置の装着・治療開始

歯の裏側にブラケットを接着し、ワイヤーをセットして治療がスタートします。装着後に違和感がある場合は、遠慮なくお申し出ください。

5 定期的な調整(通院)

通常は月に一度程度ご来院いただき、ワイヤーの調整を行います。歯の動きを確認しながら、計画通りに治療が進んでいるかをチェックします。

6 装置の除去・保定期間へ

目標とする歯並びが整ったところで装置を外します。その後は後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)を装着し、定期的な観察を続けます。

裏側矯正のメンテナンス方法

裏側矯正のメンテナンス方法

矯正治療中は、口腔内の清潔を保つことが治療の質を左右します。裏側矯正では装置が歯の内側にあるため、通常の歯ブラシだけでは汚れを十分に落とせない部分が生じます。歯ブラシに加えて、歯間ブラシやタフトブラシ(先端が細いブラシ)を組み合わせることで、装置のすき間や歯と歯ぐきの境目まで丁寧に清掃できます。

食後のブラッシングが基本ですが、外出中など十分な時間が取れない場合は、うがいでお口の中をすすいでおき、帰宅後に改めて清掃を行う習慣をつけると安心です。粘着性の高い食べ物(キャラメル、餅など)や硬すぎるものは、装置の脱離や破損につながることがあるため、治療中は摂取を控えることをおすすめします。

また、定期的にクリーニングを受けることも重要です。プロフェッショナルクリーニングによって、自宅では取り除きにくい歯垢や歯石を除去し、虫歯・歯周病の予防につなげることができます。

記事監修医師
荒木健太朗 理事長

荒木健太朗 理事長

仙台駅前歯科・矯正歯科

〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目8-40 5F

保険診療致します。

診療時間
10:00〜
18:00

休診日 /木曜日・日曜日※祝日は診療致します。
(GW、お盆、年末年始を除く)